[かいせつ]
1964年に製作されたレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)の冬の美しさを描く短篇映像詩。
レニングラードは美くしい革命の都市。モスクワと共に最高の栄位をもつ都市である。18世紀、ピョートル大帝によって建設され、ペテルスブルクまたペテルグラードなどとよばれ、社会主義革命後はレーニンの名がこの都市につけられた。
この記念すべき都の冬は美しい。6月の白夜又酷寒の雪のレニングラード。ネバ河に綿毛のような雪の美女が踊っている。デカブリスト広場の有名な記念碑、いななく馬、青銅の騎士に美女が風とまつわりついている。この公園の冬の道、これは数多くの詩人たちに冬を愛する詩を書かしめた。公園には革命を記念する水雷艇乗務員の碑が勇者の栄光を永久に生かしている。冬の日の煙の中に広々とネフスキー大通りが見える、色々の小説に書かれ、また色々の歴史の事実がこの大通りに咲き、散ってそうしてこの美しい今日のレニングラードが見られるのだ。 |
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[スタジオ/製作年] レンフィルム・1964年製作 |
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[スタッフ]
監督:ヴェ・サドフスキー
撮影:ア ・チーロフ
ヴェ・グランマチコフ
エフ・オフシャンニコフ |
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[ジャンル]
短篇記録映画
[サイズ]
35mm / カラー / スタンダード / 2巻
[日本公開年] |
1964/10/27
第2回ソビエト映画祭(東京・有楽町読売ホール 10/30新潟・松竹大竹劇場)にて上映 |
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