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くるみ割り人形
ЩЕЛКУНЧИК
Nutcracker

[かいせつ]
 ソビエト動画界の重鎮ボリス・スチェパンツェフの作品で、ヒホン国際青少年映画祭グランプリ受賞作。夢とファンタジーに彩られたエルンスト・ホフマン原作のおとぎ話「くるみ割り人形とねずみの王様」によるチャイコフスキーのバレエ音楽(1892年作曲)によって動画化したこの"バレエ動画"は、色と動きのドラマティズムを通して、音楽を"見る"ことを実現しようとする試みでもある。このあと、スチェパンツェフ監督はゴーゴリ原作の「死せる魂」をモチーフにした『チチコフの遍歴』で、精巧でドラマ性に富んだ人形劇映画を作っている。

[あらすじ]
 きらびやかに飾ったもみの木の下で、うっとりと夢心地にしているマーシャとフランツの兄弟。やがて時計が深夜の12時を告げる頃、寝る時間を迎えた2人の兄弟が最後にもらった贈物は、くるみ割り人形。
 そのくるみ割り人形が、暗い広間でほかの人形と一緒にねずみの軍隊と戦って勝利し、やがてマーシャの前に美しい王子となって現われる。
 そしてマーシャは王子とお菓子の国へ行く……

[スタジオ/製作年] 連邦動画スタジオ・1974年製作

[スタッフ]
脚本:B・ルーリン
   B・スチェパンツェフ
監督:ボリス・スチェパンツェフ
美術:A・サフチェンコ
   N・エルイカロフ

[ジャンル] 短編アニメーション映画
[サイズ] 35mm /カラー/スタンダード
[上映時間] 15分

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パンフレットソヴェート映画史−七つの時代
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