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森は生きている
ДВЕНАДЦАТЪ МЕСЯЦЕВ

[かいせつ]
 大人から子供まで楽しめるソ連アニメの傑作。マルシャークの原作は、日本でも繰り返し上演されてきたヒット舞台劇で、児童文学としても絵本や物語として親しまれてきた。
 監督は「せむしの仔馬」で世界を感動させたロシア・アニメの長老イワン・イワノフ=ワノ。原作に忠実なセリフやフル・アニメーションによるリアルで優雅な動きは、ロシア文学の見事な映像化であり、舞台劇を思わせるような神々しい詩的な雰囲気を持っている。
 また、季節がみるみる移ろう場面や、リスやウサギなどの森の小動物達の愛らしさ、トロイカと馬の躍動感など、旧ソビエト・アニメの優れた技術や魅力もたっぷり味わえる作品である。

[あらすじ]
 大晦日。少女は、わがままな女王の命令で雪深い森の奥へ、あるはずのない春の花・マツユキ草を探しに出かけた。そこで、少女は焚き火を囲む十二カ月の精たちに出会った。精たちは少女に同情し、一瞬にして森を春にして、マツユキ草を咲かせる。少女が持ち帰った花を見た女王は自分で実際に花を見たくなり、少女に案内させようとする。せっぱ詰まった少女の前に十二カ月の精が現れ、一瞬のうちに季節が動き出した…。

[スタジオ/製作年] 連邦動画スタジオ・1956年製作

[スタッフ]
原作:S・マルシャーク
監督:イワン・イワノフ=ワノ
脚本:S・マルシャーク
    N・エルドマン
美術:A・ベリャーコフ
    K・カルポフ
    A・クリツィン
撮影:N・ヴォイノフ
    E・ペトロワ
音楽:M・ワインベルグ

[ジャンル] 長編アニメーション
[サイズ] 35mm / スタンダード / カラー
[上映時間] 49分
[VIDEO・DVDなど]VIDEO=IVCV-50002【日本語吹替版】ビームエンタテインメント 発売日:1997/12/16
 DVD=IVCF-46【日本語吹替版】 ビームエンタテインメント 発売日:1998/11/25

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