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ゼラフシャンでの偉業
ПОДВИГ НА ЗЕРАВШАНЕ

[かいせつ]
 1964年、タジク共和国で起きた災害とその復旧を描く短編記録映画。
 ソビエト連邦はあまり自然災害のないところだがケタはずれの自然災害がおこった。タジク共和国のゼラフシャン川上流一帯の地方に、1ヵ月ぶっ通しの大雨が降り、4月24日に地震があり、大山すべりによって、幅400メートル米、長さ800メートルの大ダムが出現した。ダムは連日の大雨で水量が激増し水量は1,500立方メートルを記録した。放っておけばゼラフシャン渓谷に沿う村落と、下流のウズベク共和国南部全域住民が水とドロにのまれるのは時間の問題となった。この自然の災害に対してタジク、ウズベク両共和国の技術陣と土建企業、トリキスタンの工兵、航空各部隊が協力して大動員で災害に打ち勝った記録がこの作品である。
 各部隊は協力し1キロにわたるう回水路の搬貫工事が始まり、静寂そのものの山地に、ダイナマイトとブルドーザの幾百の隊列が進み、遂に5月はじめ工事完了し、数10万の人命が救われた。地球の不思議のひとつにいどむ突貫工事部隊の偉業は見事である。

[スタジオ/製作年] タジクフィルム/中央記録映画スタジオ・1964年製作

[スタッフ]
監督・編集:ゼ・トゥゾワ
撮影:ヴェ・ヴェネヂクトフ
   ヴェ・コパーリン
   エ・クージン
録音:ヴェ・ゲオルギェフスカヤ
ナレーター:エル・ヴイゴドスキー

[ジャンル] 短篇記録映画
[サイズ] 35mm / 白黒 / スタンダード / 2巻
[日本公開年] 1964/10/26 第2回ソビエト映画祭(東京・有楽町読売ホール 10/29新潟・松竹大竹劇場)にて上映


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パンフレットソヴェート映画史−七つの時代
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