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「惑星ソラリス」パンフレット(1977年6月18日発行)より転載
ンチャロフスキー 撮影 ワジーム
・ユーソフ 美術 エヴゲニー・チ
ェルニャーコフ 音楽 ヴャチェス
ラフ・オフチンニコフ,主演 アナ
トリー・ソロニーツィン(アンドレ
イ・ルプリョフ,イフン・ラピコフ
(キリール),ニコライ・グリニコ(ダ
ニール),ニコライ・セルゲエフ(フ
ェオファン),ニコライ・ブルリャ
ーエフ(ボリス)
 中世ロシヤの寺院を飾つたイコン
(聖像画)の天才画家アンドレイ・
ルブリョフが主人公。1400年,アン
ドレイはキリールとダニールの二人
の修道画家と共に旅に出る.当時,
ロシヤは異民族の襲来や国内の不統
一のなかで民衆は悲惨な生活を送っ
ていただけでなく,教会もそうした
民衆の苦悩する魂を省みることを忘
れていた。アンドレイは放浪の旅を
続けながら,暗い時代の民衆の生活
をつぶさに見,自らもさまざまな体
験を重ねる.映画は全体が10の挿話
で構成され,第10話,1423年,鐘つ
くりの秘伝を父から受け継いだと偽
って教会の巨大な鐘つくりに励む少
年ボリスの凄まじいまでの執念と情
熱に感動したアンドレイが民衆への
信頼と創造への意欲に目覚めるとこ
ろで終る.
 '69カンヌ映画祭国際批評家賞受
無断転載を禁ず Sovexpoltfilm 『惑星ソラリス』撮影中のアンドレイ・タルコフスキーとドナータス・バニオニス
賞(1974年12月7日 新宿文化.日
劇文化封切)

(4) 惑星ソラリス Solaris(本文4
ページ)(1977年4月29日 岩波ホー
ル封切)


(5) 鏡 Zerkalo(75) モスフィル
ム製作 脚本 アンドレイ・タルコ
フスキー,アレクサンドル・ミシャ
リン 撮影 ゲオルギー・レルベル
グ 出演 マルガリータ・テレホワ
(母),オレーグ・ヤンコフスキー
(父),イグナート・ダニールツェフ
(少年),フィリップ・ヤンコフスキ
ー(弟)
 スペイン戦争,第二次大戦を経て
現代に至る時代を背景に女の生き方
を描き,永遠の母親像に迫ろうとす
るもの.ここにもタルコフスキーの
少年時代のさまざまな記臆や体験が
盛りこまれている.(日本未公開)
再びSF映画に取り組む
(6) “スタルケル”(“願望機”)
モスフィルム 製作 脚本 ストル
ガツキー兄弟 監督 アンドレイ・
タルコフスキー 撮影 ゲオルギー
・レルベルグ 美術 アレクサンド
ル・ボイム 主演 アレクサンドル
・カイダノフスキー(スタルケル),
ニコライ・グリニコ(教授),アナト
リー・ソロニーツィン(作家)

 現在タジック共和国のイスファラ
郊外で撮影が進行中の“スタルケル”
はソビエトのSF作家アルカージー,
ボリス・ストルガツキー兄弟のオリ
ジナルシナリオである.
 ……3人の男は生命の危険を冒し,
恐ろしい障害と耐え難い恐怖を克服
し,秘密のゾーンの不吉な道を脱け
て,ゆっくりとめざしつづけてきた
目標に達しつつある.秘密のゾーン
とは宇宙の訪間者によって起こされ
た異変の結果であり,“わが母なる
地上に残された創痕”であり,“は
てしなき未来が現代に伸ばした強力
な魔手”であった。ゾーンのどこか
奥深い,陪い谷間には,くもの巣に
被われた巨大な金の円板がある.そ
して死の危険を幾つも乗り越え,こ
の円板を踏むことに成功した勇気あ
る幸運児にだけあらゆる望みをかな
えられるチャンスが与えられる……
 『惑星ソラリス』と同様に『スタ
ルケル』でもタルコフスキー監督は
いったい,われわれは金の願望機の
上に立つ充分な資格があるのかとい
う問いかけをして,人間の内面にか
かわる問題提起をする.
 そしてなぜSF映画を撮るのかと
云う質問に答えて,タルコフスキー
監督は次のように語っている。
――難しい質問です。たしかにS
Fは,云わば風俗小説的な映画が持
ち得ないような思想を表現する可能
性を与えてくれます.SFは特殊な
集中性を持っています.大ざっぱな
云い方をすればこうしたジャンルの
効率は非常に大きいと云うことです。
SF映画は思想や事件が豊かで,他
のジャンルよりもずっと多いと思い
ます。

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