Novodevichy convent
Новодевичий монастырь
ロシアの3月
 4月になってもまだ寒く、雪が降ることも珍しくないロシア。3月はまだ雪に閉ざされた季節ですが、昔から続く春を迎える祭で、人々はお祝いをします。2月の終わりから3月初めにかけてのマースレニツァと呼ばれる1週間、ブリヌィという伝統的なロシアの薄焼きパンを食べ、最終日には、冬を象徴する藁人形を焼いて新しい季節の到来を祝うのです。古代スラブ人の時代から続く行事で「バター祭」と呼ばれています。観光地などでは大道芸人なども招かれて盛大なお祭りとなります。ロシアの節分といったところでしょうか。
 ロシアの「ひな祭り」ともいえそうなのが、3月8日の国際婦人デーです。女性参政権運動を記念するロシアの祝日ですが、この日は全ての女性が祝福されます。女性であれば、既婚、未婚、年齢に関係なくお祝いします。グリーティング・カードの交換や電話などで「おめでとう」と言われ、チョコレートや花束などがプレゼントされます。女性同士でもお祝いしますし、大切と思う女性には男性から豪勢な贈り物もあります。ひな祭りどころか、母の日とバレンタインデーも一緒になった日のようです。
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