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グルィモフ監督の日誌から
第2日目  
 二日目は二日目であるという事実だけによっても初日とは異なるものだ。
カメラのユーリー・クリメンコはいつも冷静な男だ。今日彼は私のことを誉めてくれたがとても嬉しかった。私と彼は若いカメラマンが少ないことについて話し合った。カメラマンになりたがる若手が少ないのは非常に残念なことだ。クリメンコも若手が何故カメラマンになりたがらないのか解せないと言った。もっとも彼が解せなかったのはこの事ばかりではなく私が本映画の監督になったことも彼には理解しにくいことの様だ。なにせ私はこれ迄劇映画の監督などやったことはないのだから。というよりは私自身当初は自分が監督になりたいという気持ちを持っていることに気づいていない始末だったのだから。それから私はまず自分自身にそして他人にも自分に映画監督の力量があることを示そうと試み始めたのであるが。
 我が組のカメラ班はまったくすばらしい。何故なら、カメラ班の連中は私の面前でウロウロしたり私にとやかく言ったりしないので私にその存在を全く気づかせないからだ。これは私にとっては誠にありがたい。
 今日は映画の冒頭のゲラーシムのシーンを撮り、私自身文字通り畑仕事をした。全くつらい作業だった。だから今日については私は人の尻馬に乗らず自ら力仕事をしたと言える。
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