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グルィモフ監督の日誌から
第11日目  
 今日私は自ら魚の頭をはねた。ある種の仕事は自分自身でやるのを好む。そうすれば自分の思い通りの結果が得られるからだ。このシーンは非常に効果的なものになると思う。
 翌日のプランを協議した。アンドレイ・ハリモン(アメリカのアカデミー賞をもらった「コーリャ」に出演)の出るシーンを撮ることになり、彼のお手並み拝見だ。このシーンは特に重要でもなく又簡単なものであるが、私にとっては農奴達の生活振りを生々しく見せる為に必要なのだ。ロシア的な雰囲気を現出させたいのだ。そのロシア的なものとは何なのかを言葉で表すのは難しい。私にとっては画面で見せる方が楽だ。私自身ロシア人なのでこのロシア的雰囲気をつくり出すことはできるだろう。明日は好天ということで結構なことだ。
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