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グルィモフ監督の日誌から
第25日目  
 今日は脚本ではたったの四行分にしかあたらない取るに足らないと思われるシーンを撮ったのだが、撮り終るのに四時間もかかってしまった。それ程重要なシーンだということを思いしらされた。マクサーコヴァは素晴らしい。彼女には下稽古をやらせない方がよい。テークはひとつかふたつでよい。さもないと彼女は舞台女優の本性を現してしまい映画にはふさわしくない演技を始めてしまうのだ。一番つらい思いをしている俳優はバルーエフだろう。彼はハリウッドで俳優専用のトレーラを与えられ、日に十度と食べ物を供される様な経験をしてきているので、我々の映画で「水浴び」をさせられるのは彼にはきついはずだ。ずっと鼻かぜをひいている。その為助手のジェーニャが薬を持って彼の傍らにひかえている。薬の他にバルーエフはウォッカの瓶のラベルを身体に貼り付けたりしている。勿論瓶の中味も飲んでいる。
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