ロシア映画社>特別企画>サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行>文学に描かれたサンクト・ペテルブルグ

小説「外套」
 ゴーゴリは、1836年以降、外国滞在を続けましたが、ロシア本国ではプーシキンが1837年、レールモントフが1841年と大作家が決闘によって失われてしまいました。ゴーゴリに期待が寄せられ、本人の自負も大きなものがありました。「外套」は、この時期に書かれた最高傑作であり「ペテルブルグもの」最後の作品です。
 この作品は、1842年の作品集第3巻ではじめて発表されましたが、物語の着想は、1830年代のなかば頃に得たと言われています。それは、ゴーゴリが友人たちとの集まりで聞いた以下のような話でした。
 ある貧しい小官吏がいて、彼は猟が好きで、倹約に努めアルバイトに精を出して200ルーブルの金を貯めて、猟銃を手に入れました。この銃を携えて、フィンランド湾に小舟を浮かべて獲物を狙ったのですが、運悪く銃を海に落としてしまいます。必死に探しましましたが、銃を見つけることができず、家に帰ると床につき、熱病になってしまったのでした。
 1835年の夏「外套を盗まれた官吏の話」という題名で、小説「外套」の最初の稿が書かれました。しかし、この稿では、主人公には抗議する人道主義的な人物としての性格は与えられていませんでした。その後、人道主義的モチーフが強調され、1839年から40年にかけて再三の推敲が行われ、1841年に決定稿となりました。
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