ロシア映画社>特別企画>サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行>文学に描かれたサンクト・ペテルブルグ

映画「オブローモフの生涯より」の物語
 ペテルブルグのゴロホフ通りに面した家。イリヤ・イリイッチ・オブローモフは、まだ30歳をすぎたばかりというのに、ペルシャ織りの部屋着をまとってベッドに横たわったまま、食べる時以外は一日中、起きあがろうともしません。
 かつて12年前、眠ったようなオブローモフカ村からペテルブルグに移り住んで来た頃には、オブローモフもまだ若く、将来の希望に燃えていました。だが大学を出ると、いったん官吏になったものの、すぐに嫌気がしてやめてしまい、その後は召使いのザハールと二人、ここでとりとめもなく毎日を送っていたのです。そして日常生活のあれこれはもちろん、自分の領地の管理すらうとましく思えた彼にとって、頼りになる相談相手は幼な友達のシュトルツ一人だったのです。
 一方、幼なじみのドイツ系ロシア人のシュトルツは優秀な官吏で、精力家でした。彼はオブローモフの生活態度を"オブローモフ主義"と呼び、その無為な生活を改めさせようとしていました。ある時、シュトルツは知人イリンスキーの美しい娘オリガをオブローモフに紹介します。思いがけなく、オブローモフはオリガに心を奪われました。
 シュトルツが冬のロシアをあとにパリに旅立って、やがて夏を迎える頃、オブローモフはオリガの別荘の近くに移り住みました。二人は逢瀬を重ね穏やかな陽光が注ぐ静かな田園の一隅で読書や散策に時を過ごしました。オブローモフは疑いもなく、オリガに恋をしていたのです。彼女も自分の力でオブローモフを立ち直らせることができると信じていました。
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