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ロシア映画社・西日本 2003年6月

れた日は菜園をし、の日は画に想いを巡らす
…西日本の片田舎で暮らす"ダーチャ"的生活は、故タルコフスキーの話題へ…

"映像特典"が凄いロシア映画DVDコレクション

ロシア映画DVDコレクション[惑星ソラリス][ストーカー](C)RUSCICO・IVC タルコフスキーが亡くなったのは1986年12月28日。タルコフスキー生誕70周年にあたる昨年の12月16日、IVCから「惑星ソラリス」と「ストーカー」のDVDが発売されました。ロシア映画評議会(RUSCICO)によって原盤フィルムをデジタル完全修復・補正した映像の華麗さもさることながら、映像特典として収録された資料も見ごたえがあります。タルコフスキーの妹、「惑星ソラリス」のハリー役のナタリヤ・ボンダルチュク、作曲家エドゥアルド・アルテミエフらの証言。「惑星ソラリス」のクリス役のドナータス・バニオニスについてのドキュメンタリー。さらには「タルコフスキーの家」というドキュメンタリーまであって、「マニア垂涎」とはこのことかと思えます。
ロシア映画DVDコレクション[妖婆 死棺の呪い](C)RUSCICO・IVC 同じ12月16日には、もう1本「妖婆 死棺の呪い」 のDVDもリリースされました。この作品は、筆者にとっては思い出深いもので、1985年の正月明けにお茶の水のアテネ・フランセ文化センターで公開した時の様子が、昨日のことのように思い出されます。
 この「妖婆 死棺の呪い」 のDVDの映像特典も非常に魅力的です。短編記録映画「ゴーゴリゆかりの地を巡って」は、映画「妖婆 死棺の呪い」 の原作者ゴーゴリの生誕130周年を記念して1939年に製作されたものです。黒白の映像ながら、ゴーゴリの生涯と文学史上の業績をゆかりの地を訪ねながらコンパクトに紹介しています。
映像特典「ロシアクラシックホラー映画」の選択画面より (C)RUSCICO・IVC さらに、このDVDの映像特典の目玉とも呼べるのが「ロシアクラシックホラー映画」3作品の紹介。ソビエト以前、つまり帝政時代に作られたロシアのホラー映画を見ることができるのです。これらの作品は、サイレント映画ですが、革命以前にロシア映画はすでに非常に優れた映像表現を持っていたことを教えてくれます。今日、「映画の父」とも呼ばれるアメリカのD・W・グリフィスの最も良き理解者であり後継者だったのはソビエトの映画人だったという映画史上の定説は、すでに帝政時代の映画人たちによってその基盤が築かれていたのだと理解しました。天才エイゼンシュテインは、革命によって突然現れたものではなかったのです。豊かな映像文化を形成していたロシアに革命に後押しされる形で早熟の天才が降誕したとも言えるのではないでしょうか。この映像特典は、そんなことも考えさせてくれるとても刺激的なものでもあります。
 「ロシアクラシックホラー映画」で紹介される作品は、「肖像画」「スペードの女王」「歓喜する悪魔」の3作品です。

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