映画祭日記のトップ・ページへ戻ります 第19回モスクワ国際児童青少年映画祭

審査委員長同行者の記録
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1月2日(木)
「おばあちゃんの家」(配給:東京テアトル+ツイン) また、コンクール作品が上映される。この日のコンクール作品は、韓国の「THE WAY HOME」(2002年)と デンマークの「CATCH THAT GIRL」(2002年 Hans Fabian Wullenweber監督)。韓国の作品は、この時は、まったく知らなかったのだが、韓国で大ヒットし、既にアメリカでも公開され、日本では「おばあちゃんの家」という邦題で岩波ホールでの公開が決まっている作品だと、日本に帰って知らされた。監督の名もモスクワでは「Jeong-hyang Lee」と表記されていたのだが、「『美術館の隣の動物園』のイ・ジョンヒャン」と言われて漸く納得。岩波ホールでは3月29日からロードショー公開とのことである。
 夕刻、アエロフロートSU584便で我社の有能なスタッフが到着。早速に合流して、市内のグルジア料理店でロシアの映画監督ユーリー・カラ氏と共に会食する。
 カラ氏は、第2回東京国際映画祭に出品され、日本海で配給した「翌日戦争が始まった」の監督である。その後、2000年には、ロシアの宇宙ステーション"ミール"に滞在して劇映画を撮影する計画があり、その監督がカラ氏だ、というニュースが報じられて、我々を驚かせた。カラ氏によれば、この企画は、ミールの乗組員が撮影できるように技術の訓練も終えていたが、6千万ドルとも報道されていた製作費を英国のプロデューサーが集めることが出来ず、中断したままとのことである。チャンスがあれば何とか実現したいと語ってくれた。
ユーリー・カラ監督 実は、カラ氏の監督で日露合作映画を作れないかという話がある。「偉大なる王」と呼ばれたシベリアの虎(アムール・トラ)と大自然と人間が織りなすドラマだが、実現には過酷な大自然が立ちはだかり、何よりもお金もかかることだろう。
 このグルジア料理店は、昔から利用してきた。ソビエト時代、我々のような外国人が出入りできるレストランは、そう多くはなかった。思い出しても、モスクワで利用できたレストランの数は両手で数えられるほどだ。自由化されてみると、グルジア料理はモスクワでは結構ポピュラーなものだったと知ったが、選択肢の少なかった当時は、ロシア料理に飽きた賓客をもてなすのに都合が良かった。それに、大皿に盛られてテーブルを埋め尽くす様が、酒呑みには嬉しい。若い頃から飲んでいるので、舌が慣れているのかも知れないが、グルジアのワインほど美味しいものはないとも思う。
 この日、合流した我がスタッフとカラ監督は、1歳違い。国籍が違い、製作と配給の違いはあるものの、我らは映画で結ばれた同志だ。料理に舌鼓を打ち、映画への想いを語り、美酒の杯を重ねるのだった…
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