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光と影のバラード
СВОЙ СРЕДИ ЧУЖИХ. ЧУЖОЙ СРЕДИ СВОИХ

[「ソビエト映画の全貌91」パンフレットより転載]

[かいせつ]
1975デリー国際映画祭最優秀芸術映画賞

 1920年代初頭、まだ国内戦の戦火が治まらぬ頃、革命を担って死闘を繰り広げた男たちの友情と信頼を描いた、ニキータ・ミハルコフ監督の長篇処女作。赤軍兵士のチェーカー(非常委員会委員)シーロフを主人公に、彼が護送する金塊をめぐって、白軍やアナキストたちが入り乱れて激烈な争奪戦が展開する。国内戦を描きながらも、従来の革命映画と異なり、原題「他人の中の同志、同志の中の他人」が示す様に裏切りあり、列車強盗あり、銃火戦ありのソ連版"西部劇"ともいうべきアクション映画である。モノクロシーンを効果的に挿入したその洗練された映像感覚、流麗でダイナミックなカメラワークは国内でも"刺激的デビュー"と話題となった。
 監督自身が盗賊の頭目ブルィロフを、白軍大尉レムケには「ストーカー」のアレクサンドル・カイダノフスキーが扮している。

[あらすじ]
 1920年代初期、国内戦は赤軍兵士たち共産党地方委員会議長サルィチェフ、チェーカー議長クングーロフ、そのメンバーのシーロフとリピャーギン、騎兵で町の財務責任者ザベーリンらの友情を熱いものにしていた。戦火はやんでいたが、平和な生活にはほど遠かった。しかもこの頃、ロシアは飢餓に見舞われた。やむなく、外国から穀物を輸入するための金塊をモスクワへ輸送する任務を命ぜられたのはシーロフを隊長とするチェキストたちである。しかし出発をまたず、顔をつぶされたシーロフの死体があがる。直ちにサルィチェフは、代わりにリピャーギンを長として列車に乗りこませる。だが、列車は白軍に襲われ、リピャーギンらも殺され、金塊は奪取された。しかもその列車が無政府主義者ブルィロフらの盗賊グループに襲われ、白軍は将校レムケを残し、殺されてしまう。ところが、最初に殺されたと思われたシーロフは意識を失ったまま発見された。そのため党地方委員会からあらぬ嫌疑をかけられたシーロフは、単身ブルィロフ一味の中に金塊を取り戻すべく潜入する……。

[スタジオ/製作年] モスフィルム・1974年製作

[スタッフ]
脚本:エドゥアルド・ヴォロダルスキー
    ニキータ・ミハルコフ
監督:ニキータ・ミハルコフ
撮影:パーヴェル・レベシェフ
美術:イリナ・シレテル
    アレクサンドル・アダバシャン

[キャスト]
シーロフ:ユーリー・ボガトィリョフ
サルィチェフ:アナトーリー・ソロニーツィン
ザベーリン:セルゲイ・シャクーロフ
クングーロフ:アレクサンドル・ポロホフシコフ
リピャーギン:ニコライ・パストゥーホウ

[ジャンル] 長編劇映画
[サイズ] 35mm / カラー
[上映時間] 1時間35分

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