[かいせつ]
1993年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞
フライブルグ映画祭グランプリ
トロント映画祭出品
東京国際映画祭出品
バフティヤル・フドイナザーロフ監督の長編第2作で、内戦下でのみずみずしいラブ・ストーリーを描き、前作に引き続き世界中で話題になった。
銃声鳴り止まぬ首都ドゥシャンベで奇跡的に撮影された、内戦下の混乱と恐怖という現実とは裏腹なユーモラスな恋愛映画である。
フドイナザーロフ監督作品では、乗り物がいわば主役のような形で登場するが、この作品では、ロープウェイがそれ。戦火の中の街並みを下に見て、のんびりと行きつ戻りつする、ロープウェイ。その中で、人生の縮図を思わせる数々の出来事が起こる。そして、そこで繰り広げられる若い二人の恋愛模様。時を選ばない愛の姿に、ラストまで好奇心はかきたてら続けるだろう。 |
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[あらすじ]
賭博好が好きで、ロープウェイの操縦士をする青年ダレル。モスクワからタジキスタンに帰郷した魅力的な女性ミラとの恋の行く末が世情とは裏腹に軽やかに展開する。 |
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[スタジオ/製作年] タジキスタン・日本・スイス・ドイツ・ロシア合作
VSYY・フィルム・プロダクション 1993年製作 |
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[スタッフ]
監督:バフティヤル・フドイナザーロフ
脚本:バフティヤル・フドイナザーロフ
レオニード・マフカーモフ
撮影:ゲオルギー・ザラーエフ
美術:ネグマト・ジュラエフ
音楽:アフマド・バカエフ |
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[キャスト]
パウリーナ・ガルヴェス
ダレル・マジダフ
ボホドゥル・ジュラバエフ
アルバルジ・バヒロワナビ・ベグムロドフ
ラジャブ・フセイノフ
ゲオルギー・ストローコフ
タジベク・シュクリチュドエフ
ズィーズィディン・ヌーロフ |
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[ジャンル] 長編劇映画
[サイズ] 35mm / カラー
[上映時間] 1時間30分
[日本公開年・配給] 1994/8/1・ユーロスペース |