ロシア映画社 > アーカイブス > パンフレット図書館 ソヴェート映画史−七つの時代


アレクサンドル・パンクラトフ=チョールヌイ

АЛЕКСАНДР
   ПАНКРАТОВ-ЧЕРНЫЙ
 1949年、南シベリヤ、アルタイ地方の生れ。
69年ゴリキー市の演劇学校俳優科を卒業し、
ペンザ市の劇場に入って3年間働いた後、71
年、モスクワの国立映画大学監督科に入学し
た。76年、卒業後、兵役に勤務中に、所属し
ていた師団で偶々、映画「戦線の向うの戦線」
(78)の撮影があって、これに参加したのが映
画の初仕事である。監督第一作「成長した息
子」(79)は80年全ソ映画祭で"優れたデビュ
ー"に対して名誉参加賞を得た。「シベリヤの
詩」(78)にひきつづく出演作「ジャズメン」
は、モスフィルムのコンクールで主演男優賞
を受賞するなど役者としてもなかなかの出来
映え、この人もモスフィルムの新しい世代で
ある。





ニコライ・アヴェリュシキン
НИКОЛЙ АВЕРЮШКИН
 これがデビユー作だが、小気味よい、ドラ
マーの役を演じている。1956年生れで、若い
世代の手になる「ジャズメン」で、スクリャ
ールに次いで若い。ロシア国立コンサート公
団附属軽音楽芸術アトリエを終了。80年より、
十月革命記念音楽学校のミュージカルコメデ
ィ科に在籍中である。


ピョートル・シチェルバコフ
ПЕТР ЩЕРБАКОВ
 1929年生れ。53年国立演劇大学卒業。モス
クワの"現代入"劇場の俳優だが、映画にも
渋いわき役ながら多数出演している。「かれら
は途中で出会った」(57)に初出演以来、おも
な作品に「私は20歳」(64)、「オニデル河の春」
(68)、TV映画「トゥルビン家のありし日々」
(75)、「職場のロマン」(77)、「ガレージ」(79)
など。ジャズバンドのサキソフォン奏者と、
今回はこれまでと全くちがう雰囲気の役を演
じて話題となった。








ラリーサ・ドリーナ
ЛАРСА ДОЛИНА
 十月革命記念音楽学校の学生で、ジャズア
ンサンブル"ソヴレメンニク"所属のソリス
ト。これまで国内及び海外のコンクールでも
入賞している。映画は「美しい秋」(79)につ
づいて2回目の出演で、キューバの有名な歌
手クリメンチナ・フェルナンデスの役で数曲
のジャズのクラシック・ナンバーを歌う。ボ
ーカルの魅力もさることながら、混血ジヤズ
歌手のさまざまな仕草に至るまで妙技を見せ
たと評判である。
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