第7回 ウラジオストック映画祭便り | 扇 千恵 | |
思いがけない喜びはモスクワ・マールイ劇場の俳優アレクサンドル・ミハイロフとの出会いだった。シベリア生まれの彼はウラジオストックとも縁が深いらしい。 彼との付き合いはほぼ20年前から途切れながらも続いてきたが、ウラジオストックで会えるとは思ってもみなかった。久しぶりの再会を喜んで記念撮影。 この映画祭には4年連続して参加しているため、現地のジャーナリストにも知り合いができて、いつも親切にしていただいている。 クロージング・セレモニーの「青の絨毯」でも、日本から来た無名の客をまるで重要なゲストのように撮影してくれた結果が、最後の写真だ。取り囲む一般市民も大声で「アリガトウ!!」と声をかけてくれる。日本では決して味わうことのできない気分であるとともに、日本では恥ずかしくて見せられない我がポーズででもある。 しかしながら、私は来年もきっとこの「青の絨毯」を歩くためにウラジオストックに出かけていくだろう。 |
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