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「ジプシーは空にきえる」(1979年4月1日発行)より転載
スヴェトラーナ・トマ /Svetlana Toma
スヴェトラーナ・トマ /Svetlana Toma

 1947年、モルダヴィヤの生れ。田合から法律を勉強するために都会に出てきた愛くるしい娘が、たまたま乗り合せたバスのなかで助監督の眼にとまり、ラブ・ストーリーのヒロインになった。エミーリ・ロチャヌー監督の「赤い草原」66の羊飼いの少女ヨアンナである。その後、ロチャヌー監督の助言もあって、かの女はキシニョフの演劇芸術大学を卒業、キシニョフ・ロシヤ・ドラマ劇場に入った。
 ロチャヌー監督の作品にはほとんど出演しているが、ウラジーミル・ヴェンゲロフ監督の「生ける屍」66でも、ジプシーの女マーシャを演じている。「ジプシーは空にきえる」のラッダは誇り高く情熱的な女で、男を虜にして離さない魔性を秘めている。トマのラッダには、そうした神秘的な魅惑がある。かの女はこの役で、ソビエト国内では「スクリーン」誌の女優ベストテン一位に選ばれ、海外でもパナマ国際映画祭最優秀女優賞を得た。
 かの女は「どんな小さな役にでも、自分の才能も気持もすべて打ちこむタイプで、こういう俳優は大きな役に取り組むべきだ」とはロチャヌー監督の言葉である。現在、モルダヴィヤ・映画俳優劇場に所属している。
グリゴリー・グリゴリウ / Grigory Grigoriu
グリゴリー・グリゴリウ / Grigory Grigoriu

 1941年、モルダヴィヤの生れ。義務教育を終えると、舞台俳優に憧れて、実地に学ぶことを目的に、ベルツィ(モルダヴィヤ共和国南部)のドラマ劇場に入る。エミーリ・ロチャヌー監督の「赤い草原」66で映画デビュー、またほとんど同時に、ワレーリー・ガジウ監督とワジーム・ルイセンコ監督の「苦い粒」にも出演した。
 これらの映画出演は、かれが本格的な舞台俳優となるきっかけを作り、かれはこのあと、キシニョフの代表的な劇場"ルチャフェルリ"に招かれ、現在もその舞台に立っている。
 また、その後もモルダヴィヤ映画に出演を重ね、ロチャヌー監督の作品「モルダヴィヤのバイオリン弾き」72 「狩場の悲劇」78をはじめ、77年にはモスフィルム製作「チリの夜」に出演している。 ロチャヌー監督は「りりしい風貌と、思慮深さを感じさせるようなやさしさを秘めたものごしと」がグリゴリウの魅力だと言っているが、最近ではモルダヴィヤ映画以外の他の共和国の映画にも出演依頼が絶えないのは、そうしたかれの天性の魅力にもあるかもしれない。
広告欄
(C)1979年4月1日・発行/日本海映画株式会社・デザイン/東創企画・レイアウト野田圭郎
「ジプシーは空にきえる」パンフレット(1979年発行)より転載 <- 前へ 次へ ->
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