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ロシア映画社・西日本のページ
れた日は菜園をし、の日は画に想いを巡らす。
ここは、西日本の片田舎からお届けするちょっと脱ジャンルなページです。

「円」は異なもの?! 2002年7月

「妖婆・死棺の呪い」
▲「妖婆・死棺の呪い」
カラー/1時間18分
モスフィルム・1967年製作
原作:ニコライ・ゴーゴリ(「ヴィー」より)
監修:アレクサンドル・プトゥシコ
監督:コンスタンチン・エルショフ
    ゲオルギー・クロパチェフ
出演:レオニード・クラヴレフ
    ナターリヤ・ワルレイ ほか


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 劇場初公開となった1984年のアテネ・フランセ文化センターでの上映時には、棺桶スタイルに黒リボンを掛けたパンフレットが発行されて話題を呼びました。漫画家・水木しげる氏の執筆による妖怪論などもあって、資料としても一級品でした。
 このパフレットは、今では当のアテネ・フランセにもないお宝グッズです。どなたかお持ちではないでしょうか?
 例えば、映画「妖婆・死棺の呪い」の悪魔払いのシーンを思い出してみることにしましょう。
 この映画は、中世ウクラナの農村を舞台にしています。神学生のホマーは、夏休みに田舎に帰ろうとするその道中で妖怪に魅入られてしまいます。そして、死んだ地主の娘の魂を救うためにと三日三晩の祈祷を命じられることになります。
 ここで、「円」を使った悪魔払いの様子を見ることができます。ホマーは、聖書を置く書見台と自分の周りに直径2メートルほどの円を床にチョークで描きます。この中には、どんな魔物も入ってこれないのです。ホマーはこの円の中で一心不乱に祈祷を捧げ続けます。
 魔女となって蘇った地主の娘は、棺おけごとこの円の中に突入しようとしますが、円はまるで厚いガラスに覆われているかのように棺おけを跳ね飛ばしてしまいます。
 「妖婆・死棺の呪い」は、ソビエト製カルト・ムービーとして数十年にわたって語り継がれてきた傑作ですので、是非、映画をご覧いただくとして、このように「円」は邪悪なものを断ち切る力があるものとして、洋の東西を問わず古来より考えられてきたことが、お分かりいただけたことでしょう…
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