第7回 ウラジオストック映画祭便り 扇 千恵
『休暇』(2008年、門井 肇 監督) コンペティションで日本から出品された作品は門井肇監督の『休暇』(2008年)である。私は上映会場に行けなかったのだが、のちほど日本領事館で催された総領事招待のパーティーの席上、山田総領事から会場での観客の反応について詳しいお話を伺うことができた。
 多くの観客が監督にいろいろと質問したようである。その主なものは、現在、日本であのような死刑制度が存在しているのか、というものであった。
門井 肇 監督 今のロシアには死刑制度はない。しかし、私が知っているだけでも随分多くのジャーナリストを初めとする市民が凶弾に倒れている現状がある。それは国家による死刑ではないけれど、人間一人ひとりの命を考える、という意味では同じ問題を提起しているだろう。
 ミハルコフの最新作『12』でも同様の問題がテーマとなっているが、これは世界中の誰にとっても焦眉の問題である。それゆえに観客の心を強く捉えた作品だ、と山田氏は高く評価していた。
 私は初めてお会いした門井監督が予想以上に若く、慎み深いことに驚いたが、言葉は少ないものの彼が大変意志の強い作家であるという印象を受けた。
日本領事館にて 山田淳総領事(中央)、門井監督(右から2人目)
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