ロシア映画社 > サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行 > 映画の都 レンフィルム

リア王 ●ものがたり
レンフィルム・1971年製作

[スタッフ]
原作:ウィリアム・シェークスピア
脚本・監督:グリゴーリー・コージンツェフ
撮彩:イオナス・グリツュス
美術:エフゲーニー・エネイ
音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ
演奏:レニングラード国立フィルハーモニーオーケストラ

[キャスト]
リア王:ユーリー・ヤルベット
コーディリア:バレンチナ・シェンドリコワ
ゴネリル:エリザ・ラジニ
道化:オレグ・ダリ

シネマスコープ / モノクロ
[上映時間] 2時間18分
 時は中世のイギリス。老王リアは、隠居生活に入るため、領地を3人の娘たちに与えようと彼女たちを集めた。長女ゴネリル、次女リーガン、そして末娘のコーディリアである。
 それにまだ1人独身のコーディリアの婚儀のことがこの席で決められようとしていた。候補者にはバーガンディ公爵、リア王の忠臣ケント伯、そしてフランス王がいた。
 リアは娘達に自分対する愛の言葉を求めた。すると2人の姉はこの時ばかりと父に甘い言葉をかけて、父の老後を養うとの約束でまんまと領地を得てしまった。けれどもコーディリアは姉達のように愛情を言葉で表現することを拒んだために、老いて叡智を欠いたリアの怒りをかい、領地を与えられぬどころか勘当されてしまった。
・→ ロシア映画DVDコレクション「リア王」
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