サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行>歴史と文化の都…>第1次大戦

ロマノフ王朝の最後
[キャスト]
ラスプーチン:アレクセイ・ペトレンコ
アレクセイ・ペトレンコ 1938年生まれ。1961年ハリコフ演劇大学卒業。1964年よりレニングラードのレンソビエト・ドラマ劇場に出演。1978年から83年にかけてモスクワ芸術座に出演。
 現代もの、時代もの、主役、わき役を問わず悲喜劇からミュージカルまで幅広いジャンルをこなす名優と言われ、仕事に対する情熱と責任感がきわめて強い。自分の演技に満足したことは一度もないという程、常に完全を求め、特に複雑な心の内面を伝える演技にかけては定評があります。
 「ロマノフ王朝の最期」におけるラスプーチンの役は彼の映画俳優としての最高の成果といえます。偽善的、猟奇的でぶしつけな霊媒師で幻視者である妖僧の無気味で、ほとんど悪魔的ともいえる本性を余す所なく伝えています。1984年ロシア共和国人民芸術家となりました。
 主な出演作に、リア王」(1970)のオズワルド役を始め、戦争のない20日間」(1976)、「別れ」(1982)、「持参金のない娘」(1984)などがあります。

ニコライ2世:アナトリー・ロマーシン
アナトリー・ロマーシン 1931年生まれ。1959年モスクワ芸術座付属演劇学校卒業後、マヤコフスキー記念劇場に出演。含みのある知的演技、深い内面描写、ひかえめで端正な表現が特徴です。1982年にロシア共和国人民芸術家となりました。
 主な出演映画には「七つの風」(1962)、ヨーロッパの解放」(1972)、「エゴール・ブルイチョフ」(1973)、機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」(1977)などがあります。

ヴィルボワ公夫人:アリーサ・フレインドリフ
アリーサ・フレインドリフ 1934年8月12日、レニングラード生まれ。父は俳優のブルーノ・フレインドリフ、母も女優でした。1957年、レニングラード演劇大学を卒業。同年「紙ばさみを持つ人」で初舞台を踏みました。1961年からレンソビエト劇場所属となり、俳優イーゴリ・ウラジミーロフとおしどりで長く指導的役割をはたしました。1984年、名門ボリショイ・ドラマ劇場に移籍。舞台での活躍のかたわら、映画には1960年「新婚物語」でデビュー。夫婦で共演した、現代ソビエトの代表的戯曲の映画化「旧式コメディ」(1979)で年間最優秀女優に選ばれました。1979年にはアンドレイ・タルコフスキー監督の「ストーカーにも出演、シリアスドラマからミュージカルまで多彩なジャンルで幅広い役をこなしました。謎めいた眼差しが印象的な個性派でもあります。その他の代表作に「持参金のない娘」(1984)があります。
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