ロシア映画社>特別企画>サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行>文学に描かれたサンクト・ペテルブルグ

ものがたり
 1866年秋、ドストエフスキーは既に「貧しき人々」「死の家の記録」「虐げられた人々」などの作者として知られていたましたが、生涯でも一番複雑な転機を迎えていました。若いスースロワとの愛に翻弄されたあげく、賭博に狂って借財を重ねた作家は、貧窮生活から逃れるために投機的な出版業者ステロフスキーと新たな小説を一ケ月以内に仕上げる条件で契約を交わしました。しかも期限に遅れた場合は、この出版業者は向う9年間にドストエフスキーが執筆するあらゆる作品を無償で出版する権利を有するという苛酷なものでした。
 作家は約束の期日までに小説を書きあげるために、知人のすすめで速記学校の女学生アンナに援助を求めました。この時、作家は45才、アンナは19才でした……
 ……そして約束の日、作家は完成した原稿を持参して出版社に出向きますが、ステロフスキーは"雲隠れ"していました。その窮状を救ったのはアンナでした。彼女はその原稿を、証人になってもらうために、警察の派出所へ届けたのでした。
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