ロシア映画社>特別企画>サンクト・ペテルブルグを巡る映画紀行>文学に描かれたサンクト・ペテルブルグ

映画「ドストエフスキーの生涯の26日」
 モスフィルム・1980年製作

[スタッフ]
 脚本:V・ウラジーミロフ
     P・フィン
 監督:アレクサンドル・ザルヒ
 撮影:ウラジーミル・クリモフ
 美術:リュドミーラ・クサーコワ
 音楽:イラクリ・ガベリ

[キャスト]
 ドストエフスキー:
    アナトーリー・ソロニーツィン
 アンナ・スニートキナ:
    エフゲーニヤ・シーモノワ
 アポリナーリヤ・スースロワ:
    エヴァ・シクリスカ

 スタンダード / カラー
 上映時間 1時間20分
 1980年にドストエフスキー没後100年記念としてモスフィルムで製作された映画「ドストエフスキーの生涯の26日」は、文豪の伝記映画ではありませんが、作家の横顔を伝える珍らしい作品です。
 この映画では、1866年秋、既に妻や兄を亡くし、膨大な借金を抱えて、しかも、悪質な出版業者と交わした原稿の締切期限を目前にして窮地に追いこまれたドストエフスキーが、のちに夫人となった速記者アンナ・スニートキナと出会い、彼女の手助けで小説「賭博者」を完成するまでの26日間を描いています。そしてこの映画は、偉大な作家が小説「賭博者」を構成していく過程を再現しながら、同時に、愛人アポリナーリヤ・スースロワヘの情熱的な愛に溺れ、一方では賭博に身を狂奔させていた時代の天才作家ドストエフスキーの一側面をもの語っています。
 監督は「アンナ・カレーニナ」で知られる巨匠アレクサンドル・ザルヒ。ドストエフスキーには「アンドレイ・ルブリョフ」「惑星ソラリス」で知られたアナトーリー・ソロニーツィンが扮し、天才作家の複雑な内面表現にも迫真の演技を見せます。
 この映画は、1981年ベルリン国際映画祭男優賞受賞を受賞しました。
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